筒描: 藍の華
『筒描: 藍の華』について
自由な筆至。大胆な発想。選民の健康な美意識が生んだ日本の民画。
筒描 (つつがき) はようやく日本に木綿が定着し、普及しはじめた江戸時代、各地の村々の紺屋で染められた。松竹梅など吉祥文様や茶道具、扇、家紋など身近なものを題材とし、大胆かつユーモラスに表した筒描。筒糊でのびやかな線を描き、藍甕 (あいがめ) の中に幾度となく浸染し、朱、黒、黄などで彩りを加えた、婚礼、出産を祝う祝風呂敷、夜着など、日本の選民の生活に根ざした、大らかな美を謳いあげる。
序文 |
永六輔、辻合喜代太郎 |
言語 |
日本語 (英文概説・目録付き) |
装丁 |
A4判変型 |
ページ数 |
178ページ |
ISBN-10 |
4879405019 |
ISBN-13 |
9784879405012 |
英名 |
Tsutsugaki Textiles of Japan: Traditional freehand paste resist indigo dyeing technique of auspicious motifs |
英語表記 |
Summary and list of plates in English included |