琳派 第1巻
花鳥 I
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琳派 第1巻 花鳥 I 基本情報
商品コード | 9784879405081 |
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総監修 | 村重寧、小林忠 |
出版社 | 紫紅社 |
税込価格 | 27,500円 |
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『琳派 第1巻 花鳥 I』について
豊饒(ほうじょう)な感性、装飾美の極地 - その全貌を新たな視点で編集。
近世日本が生んだ最も芳潤な美術「琳派」。京の本阿弥光悦・俵屋宗達にはじまり、尾形光琳・乾山をへて、江戸の酒井抱一・鈴木其一さらにその周辺の諸作家に至る数多くの芸術家たちの作品群は、日本美術史において見逃すことのできない一つの大きな流れを形成している。本書では、世界的にも類まれな装飾芸術の最高峰といわれる琳派の作品群を、画題別に分類収録し、画派としての特徴を明らかにするとともに、第一線で活躍する気鋭の研究者の琳派論を展開 (各巻300頁・カラー200頁)。琳派 第1巻「花鳥 I」は、四季、春秋、十二か月など複数の季節にわたる花鳥図。
本書の紹介動画
「序」より抜粋
琳派は、江戸時代を通じて反映した装飾画を中心とする流派である。やまと絵の伝統に新たな装飾美を見出し新様式を創始した初期の俵屋宗達、その芸術をさらに洗練させ様式的大成を果たした中期の尾形光琳、陶芸家でもあった弟乾山、光琳の装飾美を風雅な画境で新展開させた後期の酒井抱一、さらに門人の逸材鈴木其一らを主軸とし、その豊麗な絵画の流れは伝統の都京都と新興の文化都市江戸を舞台に華々しい発展を遂げた。日本の伝統美を語るに琳派は欠かせぬ存在であり、海外においても高い評価を獲得している。
- 図版
- 四季の花鳥図巻
- 草花絵の四季 − 宗達派屏風
- 花鳥画の四季 − 光琳・抱一派
- 花鳥 − 「対」のとり合わせ
- 十二か月の花鳥図
- 四季草花 − 集合の形式
- 論文
- 琳派の四季花鳥図 − 時間性と対の意識(村重寧)
- 宗達の金銀泥和歌巻下絵(佐野みどり)
- 乾山と定家 − 十二か月花鳥和歌の世界(河野元昭)
- フリア美術館所蔵 鈴木其一筆「白椿・芒野図」屏風について(小林忠)
- 作品目録
- 作品解説
- 琳派作家系図・略伝
- 英文作品一覧
- 英文概説
言語 | 日本語 (英文概説・目録付き) |
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装丁 | 布装上製本函入 |
ページ数 | 337ページ |
本のサイズ | 29.5 x 29.5 x 4.2cm / 3.3kg |
ISBN-10 | 4879405086 |
ISBN-13 | 9784879405081 |
英名 | Rimpa Painting Vol. I Flowering Plants and Birds of the Four Seasons |
英語表記 | Summary and list of plates in English included |