日本のデザイン16:
縞・格子・割付
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日本のデザイン16: 縞・格子・割付 基本情報
商品コード | 9784879405678 |
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著者 | 吉岡幸雄 (編集) |
出版社 | 紫紅社 |
税込価格 | 7,480円 |
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『日本のデザイン16: 縞・格子・割付』について
桜、紅葉、松竹梅、源氏物語、詩歌……日本には、こんなにも美しい文様があった。
絵画、陶磁、漆芸、木工、金工、染織、書などあらゆる分野の美術工芸品に展開される文様の推移と時代的特徴を体系的に紹介する、日本の美術工芸の総集編、「日本のデザイン」全16巻 (収録点数3千余点)。32のテーマに分類して日本の文様美をオールカラーで集大成。
第16巻は、「縞・格子・割付」がテーマ。「全巻総索引」付き。
本書の紹介動画
「能装束と縞・格子」より
染色の場における縞・格子の圧巻は能装束であることを、不思議に見落としている。特に男役の着付である厚板にすばらしい縞・格子があふれている。色の変化、色の太さ細さが無限ともいえる縞・格子を生み出すが、さらに能装束ではその綾組織を中心とした織技との関係にも充分な配慮を尽している。経綾と緯綾、格子の交点の浮緯、絵緯をしっかり押えた風合い。まさに織の技術と意匠の効果が完全に重なり合った世界である。
「さまざまの割付文様 やきものと染織」より
理智的な美しさをしめす割付文様は工芸の各場面でその特色を発揮し、それぞれ思いがけない効果を高めることとなる。例えば複雑な曲面を割付文様で構成したやきもの。皿や鉢は正円形と菱や方形・亀甲との出会い。加えて色彩の対照的な処理、小紋割付との複雑な重層の世界。また染織においては、その固い割付文様と、人間のしなやかな身体の動きとの絶妙な出会い。
「日本のデザイン」シリーズ(全16巻)
第1巻 源氏物語
第2巻 秋草
第3巻 牡丹・椿
第4巻 桜
第5巻 鳥・蝶・虫
第6巻 伊勢物語・詩歌・能楽
第7巻 松・竹・梅
第8巻 人
第9巻 藤・柳・春夏草
第10巻 獣・魚・貝
第11巻 菊・紅葉
第12巻 風月山水
第13巻 吉祥
第14巻 五穀・蔬菜・果実
第15巻 器物
第16巻 縞・格子・割付
執筆 | 切畑健、矢部良明、灰野昭郎、狩野博幸、小林忠、長崎巌ほか |
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ページ数 | 199ページ |
本のサイズ | 29 x 29 x 1.8cm / 1.4kg |
ISBN-10 | 4879405671 |
ISBN-13 | 9784879405678 |