正倉院裂と飛鳥天平の染織
『正倉院裂と飛鳥天平の染織』について
一千余年の時を越えて、現代も息づく日本の染織の源。
シルクロードの東の終着駅、奈良正倉院、班鳩法隆寺に伝来された7〜8世紀のおびただしい数の染織品は、日本はもとより、世界の染織史上きわめて重要な位置を占めている。本書はこれらの上代裂をすべてカラー図版で、可能な限り原寸大で収録する、日本の上代の染織すべてを網羅した決定版。国際版完訳英文付。
- 図版
- 花文・唐花文
- 変形唐花文
- 連珠円文・樹木動物文・唐草文
- 幾何学風抽象文
- 絵画風文様・散らし文様
- 刺繍・綴織ほか特殊な染織品
- 上代染織の用例
- 解説
- 概説/上代の染織
- はじめに
- 第一章 上代裂の素材と織り方
- 第二章 上代文様染の種々相
- 第三章 法隆寺・正倉院裂の識別
- 第四章 正倉院裂の出自
- 第五章 染織技術の発展
- 第六章 錦綾文様の変遷
- 第七章 終賞ー唐式から和様へ
- 図版解説
言語 |
日本語/英語 |
装丁 |
A4判変型 |
ページ数 |
252ページ |
本のサイズ |
29.7 x 22 x 2.2cm / 1.4kg |
ISBN-10 |
4879400122 |
ISBN-13 |
9784879400123 |
英名 |
Jodai-gire: 7th and 8th Century Textiles in Japan from the Shoso-in and Horyu-ji |
英語表記 |
Full text in English & Japanese |