日本のデザイン4:
桜
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日本のデザイン4: 桜 基本情報
商品コード | 9784879405555 |
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著者 | 吉岡幸雄 (編集) |
出版社 | 紫紅社 |
税込価格 | 7,480円 |
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『日本のデザイン4: 桜』について
桜、紅葉、松竹梅、源氏物語、詩歌……日本には、こんなにも美しい文様があった。
絵画、陶磁、漆芸、木工、金工、染織、書などあらゆる分野の美術工芸品に展開される文様の推移と時代的特徴を体系的に紹介する、日本の美術工芸の総集編、「日本のデザイン」全16巻 (収録点数3千余点)。32のテーマに分類して日本の文様美をオールカラーで集大成。
第4巻は、「桜」がテーマ。古人たちが春の喜びを桜にたくして、その長くはない花の命を存分に描いた数多くの美術品は、時代を経ても、私たちに春風駘蕩の微笑を届けてくれる。
本書の紹介動画
「可憐と豪奢」より
平安王朝の才女清少納言は、「絵にかき劣りするもの」の一つに、桜を数え上げている。咲きほこる木の全姿のはなやかさは、小さく色あわい花弁が数多く群がって実現されるわけだが、そうした個々の可憐と集合としての豪奢という美の対比を小さな画面の中で処理しなければならないのだから、たしかに画家も苦しいところである。そうした至難の課題にこたえて、絵巻物の作家たちは、巧妙な解答をみちびき出している。すなわち、五弁の花を時には人の頭ほども大きく拡大し、しかもすべて正面向きに開いて枝に密集させることにより、遠近二様の視覚の印象を同時に伝えようとしたのである。
「日本のデザイン」シリーズ(全16巻)
第1巻 源氏物語
第2巻 秋草
第3巻 牡丹・椿
第4巻 桜
第5巻 鳥・蝶・虫
第6巻 伊勢物語・詩歌・能楽
第7巻 松・竹・梅
第8巻 人
第9巻 藤・柳・春夏草
第10巻 獣・魚・貝
第11巻 菊・紅葉
第12巻 風月山水
第13巻 吉祥
第14巻 五穀・蔬菜・果実
第15巻 器物
第16巻 縞・格子・割付
執筆 | 切畑健、矢部良明、灰野昭郎、狩野博幸、小林忠、長崎巌ほか |
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ページ数 | 202ページ |
本のサイズ | 29 x 29 x 1.8cm / 1.5kg |
ISBN-10 | 4879405558 |
ISBN-13 | 9784879405555 |